過密スケジュール

中洲大洋でバック・トゥ・ザ・フューチャーやってるな→あれ、そういえば1と2はテレビでやってたの録画してたぞと思い出して土曜のうちにどっちも見て今日は3を見に行くことに。


の前に、見ようかなと思ってたアリ地獄天国が土日で1回ずつしかやってないと気づいてまずは朝からKBCシネマへ。
映画のタイトルを見た上で、引っ越し会社で働く人の話を聞けばどこの会社かはお察しかと思います。
西村さん(仮名)がめちゃくちゃな残業をせざるを得ない日々を送る中、勤務中に事故を起こしてしまい40万以上を会社から請求されることに。家族から「それはおかしいのでは?」と言われて個人で入れる労働組合に入り、会社と戦っていくドキュメンタリーです。
元々は正真も早く営業職を任されていたのに一日中シュレッダーをかけ続ける仕事しかさせてもらえないというまさに地獄。
大体、「友の会」の会費という謎な費用を給料から天引きされているのに事故を起こした時に実費を負担させられるのも謎やし、抗議活動をしてる時の会社役員の恫喝まがいの言動が恐ろしすぎた。
社内報で、まるで犯罪でも犯した人みたいに書かれるわ、根拠のない人種差別的な貼り紙されるわ(実は採用においても人種差別がまかり通っていた)、お母さんが亡くなった翌日、実家に「迷惑してるからやめさせて欲しい」という手紙が送られてくるわ、よく1つの会社でこれだけ嫌なことが行われるなという感じ。
それでも西村さんが会社に所属したまま会社と戦っていたのは、同じ会社で働く人たちに「権利がある」ことを伝えたかったんやと思うし、どこかで会社が変わることを期待してたのかもしれないし、自分は間違ってないという気持ちからやないかな。
最後は西村さん、実名も出して顔もばっちり映ってて(おそらく報道なんかでも出てたのかも)、凄く勇気があるなと尊敬しました。
また追記するかもしれない。


色々考えながら久々の風街ランチ。時短営業で二度ほど振られていたので嬉しい。安心の場所。


バック・トゥ・ザ・フューチャーまでちょい時間あったのでアルティアムへ。浅田政志さんの展示。
おなじみの浅田家の写真から、他のご家族の写真、東日本大震災後の写真洗浄のスライド等。
家族のこととなると、生まれた家の面々とも何だか馴染めず、新しい家族を作れるかも怪しくなってきた自分としては「素敵だね」で済まされないモヤっとした感じもある。写真を撮られてるご家族の皆さんに対してはうらやましい気持ちしかないんやけど。
展示の最後の1枚が一人で写ってるもので、それも凄く素敵でちょっとほっとできたのでした。


締めはバック・トゥ・ザ・フューチャー3。純粋にワクワクドキドキして楽しかった!ドクとアインシュタインが特に愛おしいです。


バタバタしてる感覚はなかったけど結構詰め込んじゃったな…。
でも帰って来てからちゃんとご飯作ったし(しかも豚カツ揚げた)充実したお休みでした。
ただし部屋は片付いていません。

KCIA 南山の部長たち

歴史の下調べを全くしないまま見てしまったのでストーリーについていくので精一杯だった。
緊張感が高くて終始ハラハラしてた。

市民の反政府(軍部)デモを制圧することに対して許せないという部分もあったやろうけど(むしろ見る前はそういう大義名分みたいなものがあってのことかと勝手に思ってた)、どちらかというと個人的な嫉妬とか焦りの方が大きかったような印象が残った。


映画の感想からはずれるけど、軍隊って何の為にあるのかな?と改めて考えてしまった。本当は国民を守るためのものじゃないのか。軍が権力を持つと何で国民に言うこときかすものに変わってしまうのか不思議でならん。

ヤクザと家族

行こうかどうしよっか、、ちょうどいい時間のやつがこれしかないしキャナルの割引券あるから、、くらいの消極的選択やったけどめちゃくちゃ見て良かった。


帰ってきてからもずっと考えてしまう。そしてヤクザ周辺のことについてググってみたりして検索履歴がヤバい感じになってる。
綾野剛がかっこよすぎたし、出演者全員ハマりすぎてて素晴らしい。キャスティングした方に大きな拍手。


改めて感想書き足したい。もう一回見たいなと思う映画、私にしては珍しい。


感想追記。
私の実家のニュータウンの中にもヤクザの家があったんだよな。知り合いとかではなかったし、どうやってそこの家がヤクザって知ったかももう忘れちゃった。
そこの家に生まれちゃったらもう家業になっちゃう訳だし、山本みたいに天涯孤独になって行き場がなくて拾われた人もいると思うんだよな。
やってることに同情する点は皆無なんやけど、今の法律やと更正するの難しすぎるのではと思う。足を洗いたいと思っても生きていけなきゃ元に戻っちゃったりまた新たに悪いことしちゃう可能性高いんじゃないか?

MINIATURE LIFE展 2020 -田中達也 見立ての世界-

佐賀県立美術館まで車で行ってきました。
思ったより人が多かった~。
可愛くて面白くて、自分の身のまわりのものの見方がちょっと変わりそうな展示やった。
自分もやりたくなる。

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⬆「チャーフィン」ってタイトルが最高。

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昼過ぎに出たから戻ってきたのは19時過ぎ。
COCOSでハンバーグとチーズケーキ掻き込むように食べて帰宅。
楽しかった!

ホモ・サピエンスの涙

美しさ、間抜けさ、戦争とか、人間のいろんな面が切り取られた映画でした。
が、静かすぎて眠りながらの鑑賞となりました。

帰りにキューブリックで本を買ってマルゴに寄る。
お茶するのは初めて。プリンおいしかった~。
久々に町田康読んだけど笑い声出るのを抑えつつニヤニヤしてた。

私をくいとめて

のんの演技と、橋本愛との共演がぐっときた。
自分と会話する前半は結構楽しく見れたけど、想像の世界が現実と混じるとこと、特に飛行機のところがあんま好きじゃなくてあんなに長くやる必要あるんか?と思った。
私はかなり恋愛にコンプレックスがあるから、最後の方も寄ってきてくれる相手がいるだけ幸せだし最終的に好きな人がいることが大事っぽいなと受け取ってしまって何だか乗り切れなかった部分が多かった。勇気が出たら小説読もう。
とにもかくにも中村倫也の声は本当にいいものですね。
映画の影響を受けて天ぷら食べて帰りました。