花束みたいな恋をした

物凄く心をかき乱されるかもしれないと思って怯みつつ行ったけど、見た直後はそうでもなかった。モヤっとすることの方が多かったからかな。
天竺鼠のライブに行けよ!とか、ceroroji知ってるならオーサムシティクラブ知ってるやろとか、あんなに靴とか持ちもの色々揃わんやろとか、最後のファミレスのくだりが都合よすぎるやろとか。。。
あとは、勤め始めた麦君が、ままごとの芝居を見に行けなくなるかどうかの話の時「(行っても)いいよ」って言ったのが物凄く許せなかったな。私はあの時点でキレて別れるかもしれない。「仕事で見れなくて残念」なら行けなくても許せるんやけど。
お互いに好きなものがはっきりしてる人は本当に興味があるものを見て欲しいし、ただ付き合いで見てもらいたいなんて全く思ってないんだよな。
でも、パズドラしかできなくなる感じ分かるし何なら今の自分がそれに近づいてるかもしれないな。


固有名詞が多すぎて、まじで「ショーシャンクの空に」と「魔女の宅急便」しか知らない人が見たらどう思うんやろ…。ショーシャンクの空にがマイベスト映画の人いたらムカつかないかなというのも心配だった。
宇多丸さんの映画評で、分からない単語がいっぱい出てくることで二人が特別なものを共有してるという印象が強まる的なことを言ってて納得。


趣味が似てる人と付き合って別れたことがある人は絶対に思い当たる節はあるし、後々じわじわ削られるかもしれません。
めちゃくちゃ過去の恋人のこと書きたくなっちゃったもんな。
まあ、それがなくても男女の恋愛あるあるも結構感じました。