曲がれ!スプーン

試写会に行ってきました。
こういうのって宣伝のためにあるんやろうけど、
すみません、ヨロ企の「冬のユリゲラー」の方が面白かった。


まぁ、長澤まさみがあまり好きではない時点で
「めっちゃよかったぁ〜〜〜!!」って感想には
なり得ないとは思ってましたけど。


私の中で、ヨーロッパ企画
特に大きいオチはないけど、ふっと笑える部分が多くて、
出てくるキャラとか地味感が好きだったりするんですけど、
このメジャー映画になることで別に必要じゃないオチというか
余計な意味が付け足されてる感満載という印象。
この話で上田さんこんなこと言いたかったのか?っていう。
長澤まさみも舞台挨拶の時に「子供にも見て欲しいし、
大人もこれを見て純粋な心を思い出して欲しい」みたいなこと言ってたけど
ヨロ企の本公演見てこんな感想抱くかな〜?
ま、舞台と映画は別物として見ろよ、ということか。
しかしこの映画は舞台とは違ってここがこう良くなってた!
とか、新しい角度でこの話が見れた!とかそういう解釈ができなくて残念でした。


演劇好きじゃない人にもアピールできる出演者が
長澤まさみしかいなくて、チラシとかも苦肉の策なんかもしれんけど
たったあれだけしか出てない升毅さんとか佐々木蔵之介さんとか
名前載せないで欲しいわ。いくら(友情出演)とはいえ。
でも、出演者自体はすげー良かった!
エレキネシスの井出役の川島潤哉さんがめっちゃ好みでした。
ああいう顔好きだわ〜〜〜。
そのほか、ヨロ企劇団員以外の方々も良かった!
それが収穫ってとこでしたね。
曲がれ!スプーン」本公演の方を見に行こうかな、どうしようかな。