本谷有希子「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」

閉店間際の紀伊国屋に駆け込んで
手に取ったのはこの本。


映画は見てないけど
これまたすんごい面白い!!!
サトエリそうとう怖そうやな。
最後まで読んでないですけど
ページをめくる手が止まらん。
今日のうちに読み終えられるかしら。。。


ていうか、本の面白さを文章で伝えることが全然できん(笑)。
読み終わってから書き直したいところ。



・・・
読み終りました。
衝撃がデカくて呆け中。。。
何だこの爆発力は。
町田康を読んだ時以来の衝撃だわ。
スゲぇ。


最後の最後の方に
「澄伽は自分以外の全てを呪った。
体力と精神力を極限まで使い切り、
自分以外のすべての消滅を心から願った。」
というところがあるんですが、
実際に消滅したのはこの登場人物の希望なんだよなぁ。
本谷さん、実際のところ全てぶっ壊れちゃえばいいと
思っているんじゃないだろうか。
そこらへんのバンドマンより全然パンクだわ。
そう、パンクという点で町田康と共通してんだな、きっと。